北九州港では、タコマ港(アメリカ合衆国)及びレムチャバン港(タイ王国)と姉妹港を、大連港(中華人民共和国)と友好港を締結し、相互の発展を図るため、活発な交流活動を行っています。
港名(国名) |
締結年月日/協定名 |
タコマ港 (アメリカ合衆国) |
1984年(昭和59年)7月5日
姉妹港宣言書 |
レムチャバン港 (タイ王国) |
1991年(平成3年)7月22日
姉妹港宣言書 |
大連港 (中華人民共和国) |
1985年(昭和60年)5月8日
友好港提携協議書 |
各姉妹港・友好港
【姉妹港】タコマ港(アメリカ合衆国) |
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【1984年7月5日締結】
米国太平洋岸のワシントン州に位置し、アジアやアラスカへのゲートウエイとして北米屈指のコンテナ港です。ターミナル内から2つの大陸横断鉄道へと接続でき、また他州へのアクセスもよく、物流面において立地条件に恵まれています。
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【姉妹港】レムチャバン港(タイ王国) |
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【1991年7月22日締結】
バンコク東南のシャム湾に位置。小規模の数港より構成され、8つのコンテナターミナルやRO/RO船用ターミナル他、種々のターミナルを有し、国際的なサービスを行っています。
現在世界中で、成長率が最も高い港のひとつです。
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【友好港】大連港(中華人民共和国) |
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【1985年5月8日締結】
遼東半島の南端に位置。広い港域と大深水、不凍という恵まれた自然条件を備え、東アジアと北米、欧州を結ぶトランシップ港として、優れたロケーションにあります。ターミナル内には、160kmに及ぶ鉄道網や300,000㎡の倉庫群、180万㎡の蔵置場があり、約80のバースを有しています。
大連港ホームページ
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各港との交流実績
姉妹港・友好港である3港とは、
・姉妹港・友好港会議(原則として3年に1回)
・研修生の相互派遣(現在はレムチャバン港、大連港のみ)
を行うほか、相互に訪問するなどして、相互理解や交流の促進を継続的に図っています。
また、航路のあるレムチャバン港、大連港とは、北九州港と各港を結ぶ船舶に対し、港湾施設使用料や入港料の減免などの優遇措置を相互に図っています。
北九州港開港130周年記念行事への参加
令和元年11月に、北九州港開港130周年記念行事の開催にあわせて、タコマ港とレムチャバン港からそれぞれ代表者が来北されました。姉妹港からのゲストとして記念式典やレセプションなどの開港記念行事に参加いただいたほか、市内の港湾関連施設等を視察し、北九州港との交流を深めました。
タコマ港との交流
これまでに11回の姉妹港会議を開催。 研修生の相互派遣実績:1回、1名
第11回姉妹港会議の開催(2019.11.18 於:北九州市)
レムチャバン港との交流
これまでに12回の姉妹港会議を開催。 研修生の相互派遣:23回、47名。
北九州市職員の派遣(2020.1.29~2.12)
第12回姉妹港会議の開催(2019.3.19 於:北九州市)
第12回姉妹港会議の開催にあわせて、1991年に姉妹港協定を締結した際に建立した記念碑をリニューアルし、除幕式を行いました。
大連港との交流
これまでに15回の姉妹港会議を開催。 研修生の相互派遣:22回、54名。
第15回友好港会議の開催(2016.10.11~12 於:大連市)
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